第二次世界大戦の終戦(昭和20年8月15日)間もなく、
玩具業界も、生き残る為に、あらゆる努力と知恵を
働かせた事は、言うまでもない。
生産方法
①アメリカ本国から、米兵の食糧として、一斗缶入り物質が
送られ、不必要となった空の一斗缶を、玩具ボディーに
再利用した。
②玩具動力には、時計メーカーのB級品ゼンマイ機器を、
再利用する。
③鳴り物には、糸電話的形状を小型化して、大、中、小の音を
出す事に到達した。
こうして出来上がった玩具の約70%は、輸出用とした。
理由は、当時日本の家庭は、衣食住を確保するだけで精一杯。
玩具を子供に与えられる家庭は、ほんの一握りだった。
アメリカ(戦争勝利国)を初め、ヨーロッパ各国に輸出し、
全世界の大半の国から、価格や出来ばえなどで大きく評価され、
瞬く間に世界の頂点に至り、玩具業界は一時期、 日本経済を
担ったのである。